4月13日で開幕まで1年となる大阪・関西万博。161の国と地域が出展する「パビリオン」は、‟万博の華”とも言われます。開幕に向けて続々と工事が始まっています。
中国パビリオンの起工式では「礎石」の前で記念撮影したり、カナダは特産のメープルシロップ入りのウイスキーで乾杯したりと、成功に向けて各国の気合の入り具合がうかがえます。
ただ、全ての国が順調なわけではありません。当初、独自でパビリオンを建てる予定だった国は60か国あったものの、このうち8か国が万博自体への参加を見送ったり、パビリオンを独自で建てることを断念したりしています。自国で起きた大規模な災害への対応に追われていることや、日本での建設手続きが複雑でスケジュールが間に合わないと判断したからだといいます。