1970年の大阪万博で“最新”とされた技術が現在は当たり前に

 高度経済成長期の日本を象徴する一大イベント「大阪万博」。「人類の進歩と調和」をテーマに77カ国が参加した万博は、海外の国々やそこで暮らす人々がまだ縁遠い時代の日本にとって、見るもの聞くものすべてが新しい刺激的なものでした。
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 現在では当たり前となった電気自動車や動く歩道も当時は最新とされた技術。遠い宇宙の世界もいまや手に届くものとなっています。
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 スマートフォンの元祖ともいえるのが『ワイヤレステレホン』。電気通信館で、NTT(当時・日本電信電話公社)が未来の電話機としてお披露目。固定電話が主流だった時代に、ワイヤレステレホンは来場者たちの心を掴みました。