夫の康洋さんは、遠藤さんの苗字を残してあげたいと考え婿に入る形をとってくれたと言います。

毎年3月11日にSNSでメッセージを発信してきた中、今年書き込んだのが13年前の映像を見てみたいという思いでした。
わが子に伝えたい「あの日」のこと
子どもの存在も大きかったと話します。
遠藤浩実さん:
「今はこうだけど震災当時はこうだったと伝えられると思うので、自分の口でも少しずつ伝えていきたい」

当時の放送を遠藤さんに見てもらいました。
遠藤浩実さん:
「当時必死に母親を捜していた自分がどう映っていたのか、不安な気持ちと入り乱れています」

初めて見る13年前の自分。3分ほどのVTRを真剣に見つめていました。
遠藤浩美さん:
「再会した祖父は震災の数年後に亡くなっていたので、久しぶりに姿を見れて嬉しかった。13年前のすっぴんの自分を見るのは恥ずかしいなと思ったが、13年前も強くたくましく生きていたなって変わらないなと思いました」

いまは夫の康洋さんを支えながら育児に専念する毎日。13年前の映像を見て印象に残ったことがあります。