「前向きに生きていこうとする」自分がいた…

震災発生直後の遠藤浩実さん(当時25)が「母の行方ははっきりしませんでしたけど、現実を目の当たりにして前を向いていくしかないと思いました」と語ったインタビューです。

遠藤浩実さん:
「今よりも絶望というか、実家が無くなって、きっとお母さんも亡くなったのだろうなと思っていたのだろうけど、前向きに生きていこうとしていると感じた」

実家と母をなくしてから止まったものがあると書き込んでいた遠藤さん。

遠藤浩実さん:
「映像は定期的に見返したいと思う。生きる勇気をもらえた気がした。力強い自分がそこにいたなと思って、私もまだまだ頑張って子育てしてたくましいお母さんになれたら」

あの日の自分に背中を押された遠藤さん。これから子どもたちに震災のこと、そして災害時は自分の命を一番に守ることを伝えていきたいと話していました。