1月の地震で変圧器から油が漏れ出るなどの被害があった志賀原子力発電所を、志賀町の町議会の特別委員会が9日視察し、被害の状況などを確認しました。
志賀原発では地震の影響で変圧器から油が漏れ出たほか、5回線ある外部電源のうち2回線が使えなくなるなどの被害が出ました。
志賀町の稲岡健太郎町長と町議会の対策特別委員会が現地を初めて視察しました。
北陸電力は、敷地内の断層や周辺にある福浦断層・O断層を調べた結果、今回の地震に伴って活動した痕跡は認められなかったことや、敷地の地盤が平均4センチ沈み、西南西に平均12センチ変動したことなどを報告しました。
志賀町議会対策特別委員会・越後敏明委員長「普段から安全性に関して新しい知見を入れて向上を目指してほしい。町民の方からも、それに対しては強く電力に求めていきたい」
地震の発生直後、漏れ出た油の量や津波の高さ、火災の有無などの情報が錯綜したことについて北陸電力の福村章原子力本部長は「反省点があった。迅速性に加えて正確性を担保し、地域の信頼性を失わないようにしたい」と改めて陳謝しました。
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