日本にルーツを持つシャウフェレ「常に感心」

Q:五輪について、東京では勝つことが出来ました。いかがでしたか?

シャウフェレ:本当に素晴らしかったです。とても特別で、家族には日本との繋がりを持つ者もいます。金メダルを表彰台で掲げることが出来たのは忘れる事のない出来事です。

(左)幼少期のシャウフェレ(右)母

Q:祖父母がまだ住んでいるんですよね?

シャウフェレ:はい、東京に住んでいます。

(左)祖母(右)幼少期のシャウフェレ

Q:何度か訪れていたこともありますか?

シャウフェレ:はい、何度かあります。オリンピックで東京に行くことが出来たのは嬉しかったですが、出来る限りPGAツアーの日本での大会には出場するようにしています。その時には友人や家族と日本でちょっとした集まりをします。帰ることが出来る機会はいつも嬉しく思います。

Q:奥さんも日本にルーツがありますか?

シャウフェレ:そうですね。日本とのつながりをより深くしてくれています。彼女は日本人のハーフです。沖縄で生まれました。色んなつながりがあります。

Q:家族についてはいかがですか?

シャウフェレ:私にとっては重要な存在で応援をしてくれる中心にいつもいてくれています。家族がいなければ今の自分はないと言えるかと思います。全ての歩みをともに歩んでくれています。今でもです。コースを離れた時には共に時間を過ごすようにしています。子供の頃はコース上で共に過ごすことが多かったので、今はゴルフも仕事となり質の高い時間をコース外で過ごすことを心がけています。仕事から離れ、家族の時間を作っています。

Q:日本の印象や訪れたときに感じることはありますか?

シャウフェレ:常に感心しています。文化や人、リスペクトの心、そして私が来日した際に見せてくれるホスピタリティーなど日本という国に敬意を持っています。本当に素晴らしく、毎年戻ってくるのを楽しみにしてくれます。

Q:好きな食べ物とかありますか?

シャウフェレ:全部です。お寿司、焼肉、ラーメン、お好み焼き、鍋焼きうどん。自分の前に出されたら日本にいるとなんでも食べてしまいます。

Q:そして次の五輪について。フランスにも家族の繋がりがあるんですよね。

シャウフェレ:はい、父がフランスのハーフです。私のバックグラウンドに新たな層をもたらす、自分の民族性に複雑さが増して混乱しますよね(笑)

Q:どこに行っても繋がりがあるのは良いですね。パリ五輪についてはどうですか?

シャウフェレ:とても楽しみにしています。五輪のような舞台で国を代表できるのは毎回素晴らしい名誉だと思っています。家族にとっても意味のある大会で特に父にとってはそうですし、国を代表すると同時に家族、そして父を代表したいと思います。予選突破をするために全力で挑み、良い結果を出したいです。

Q:最後にゴルフで何を達成したいですか?

シャウフェレ:全てです、全てのメジャー。年に複数の大会を優勝し、金メダルももう一度取りたい。高い標準と目標を持っています。