
リスクをともなう投資に抵抗を感じている人も多い中、金融機関などは初心者向けのセミナーを開くなど、相談を強化しています。
今年1月、愛媛県新居浜市内で開かれた資産運用に関するセミナー。
今年から新しくなったNISAなどについて知ってもらおうと、地元企業の従業員を対象に伊予銀行が開きました。税制優遇の仕組みや、リスクなどについて説明を聞き、参加者は、投資に対し抱いていた抵抗感が少なくなったと話します。
(セミナーの参加者)
「最初は少し怖いイメージがあったが、ハードルが下がった。銀行の利率が低いので、少しNISAは魅力的に感じた」
また、参加した人たちからは、円安や物価の上昇で預貯金の価値が目減りしてしまうことへの不安と投資に前向きな声が多く聞かれました。
(セミナーの参加者)
「円安というところで価値が下がっているところや、日々の生活の中で購入できる物の金額がどんどん上がっていく中で、自分でも投資に踏み出していこうと思った」