晩ごはんで3杯の白ご飯を食べるほど大のお米好きな9歳の男の子。その“お米愛”がきっかけで始めたのが米作りです。その奮闘する姿を取材しました。
白ご飯が大好き!9歳の新米農家『ゆうちゃん』

神戸市西区にある大きな田んぼの中を歩く小さな男の子。おかっぱ頭が可愛らしい新宅佑輔君(9)です。みんなからは「ゆうちゃん」と呼ばれています。田んぼの土の状態を確認しているようです。

実はゆうちゃん、この田んぼで米づくりをする新米農家なんです。小学4年生の子どもがどうして米作りを始めたのでしょうか。

4人家族の末っ子のゆうちゃん。地元・神戸市の小学校に通いながら週末は少年チームでラグビーをするわんぱくな男の子です。

(佑輔君)「ただいま~!」
(お母さん)「おかえり~。お風呂はいって」
(佑輔君)「いやだ」
(お母さん)「あかん!」
(佑輔君)「いや~!」
(お母さん)「あかんドロドロやから。お風呂はいって~」
(佑輔君)「いやで~す」

家でのゆうちゃんはいつもこの調子。そんなゆうちゃんが毎日楽しみにしていることがあります。それはお母さんがつくってくれるご飯。特に白ご飯が大好きなんです。
(お母さん)「おいしい?」
(佑輔君)「(うなずく)おかわり~!」

取材した日もペロリと完食。毎食3杯おかわりするのが日課です。