「代かき」に「肥料作り」…田植えに向けた準備始まる

 今年3月、師匠の中井さんと久しぶりの再会を果たしたゆうちゃん。この日から田植えに向けた準備「代かき」が始まりました。苗が育ちやすくなるように土を砕いて水田を平らにする作業です。新米農家、2年目の米作りが始まりました。
 翌月からは天然の肥料「ぼかし」作り。魚の骨や米ぬかなどに池の水を入れて自然の力で発酵させる昔ながらのやり方です。
 (佑輔君と一緒に作業するお母さん)
 「ゆっくりゆっくりゆっくりゆっくり~」

 こぼしそうになりながらも水を入れてスコップで一生懸命かき混ぜます。

 この日は師匠の中井さんのお父さんも様子を見にやってきました。

 (農家 中井知広さん)
 「(Q本当の家族のように見えます)似とる。似てると言われる」

 そしてこんな本音もぽろり。

   (中井さん)「いつまでかなと思う。(米作りを)大人になってもしてくれたら」
 (中井さんの父)「農学校に行ってくれへんかなあ」

 朝から夕暮れまでの1日作業。ひと仕事終えたゆうちゃんに“頑張ったご褒美”と近所の人がアイスクリームを差し入れ。ゆうちゃんもご満悦です。

 (新宅佑輔君)
 「(Q仕事終わりのソフトクリームはどう?)おいしいわ~やっぱ」