群馬県には独自の“豚食文化”も

良原キャスター:
土谷さんにおすすめの群馬ラーメンを教えていただきました。

1店舗目、清仁軒の「懐かしの醤油ラーメン(860円)」です。

素朴でシンプルな見た目が目を引きますが、特徴が「ガツンと小麦の味」ということで、手打ち麺を毎日5時間かけて限定70食を用意しているんだそうです。

毎回同じ麺が出てくるわけではないそうで、平打ちのちぢれた麺の日や、細めの麺の日もあるなど、色々な食感が楽しめるところも魅力なんだそうです。

高崎市のラーメン店では約3~4割が自家製麺を用意しているということで、麺へや小麦へのこだわりが強くあるということが言えるかもしれません。

2店舗目、だるま大使の「豚骨背脂しょうゆらーめん パートⅡ(930円)」です。

元々、店主が30年ほど前に博多ラーメンに感銘を受けてオープンさせたそうですが、今や、このラーメンが高崎発祥の“群馬豚骨”として愛されています。

群馬県は小麦好き、そして、豚肉好きで、独自の豚食文化が根付いているそうで、すき焼きにも豚肉を使うこともあるそうです。

さらにこのお店では豚の頭を100%使ってスープを作っているそうです。

豚骨スープを作るときは足の骨やガラを使うことが多いですが、こちらでは豚の頭を使っていて、臭みが少なく、まろやかな味わいということで、そこも魅力なんだそうです。