今年1月に発生した能登半島地震。発災直後、tbcでは石川県珠洲市の造り酒屋を取材しました。店や仕込み蔵が全壊し、再建の見通しが全く立たない状況になっていましたが、現在は新天地で酒造りに挑んでいます。ある若者が、頼もしい援軍として駆けつけていました。

新天地で酒造り

石川県珠洲市の造り酒屋「櫻田酒造」の4代目、櫻田博克さん(52)です。

「櫻田酒造」の4代目、櫻田博克さん

櫻田さんが酒造りをしているのは、地元珠洲市ではなく150キロ南にある白山市の酒造会社です。地震から2か月半。櫻田さんは故郷から離れた場所で酒造りを再開したのです。

櫻田酒造 櫻田博克さん:
「私も作業の流れに乗れていないところが多いので、まだ邪魔している感じ。皆さんのお手伝いができるくらいになりたい」

元日の地震で酒蔵全壊

元日に北陸地方を襲った能登半島地震。能登半島の先端にある珠洲市は甚大な被害を受けました。

阿部航介記者:
「珠洲市蛸島町の櫻田酒造です。店舗だった建物が完全に倒壊してしまっています。隣の酒蔵、もう倒壊寸前というところです」

櫻田酒造 櫻田博克さん(今年1月):
「こんな感じで。家族全員は無事なんですけど。酒蔵は全壊で、再起は不能状態ですね」