3月18日に開幕した第96回センバツ高校野球大会も終盤戦。28日は準々決勝が行われました。第4試合は、強力打線に加えて、好投手を複数擁する優勝候補の筆頭・大阪桐蔭が昨年この大会で連覇の夢を絶たれた報徳学園と対戦しました。
先発した大阪桐蔭のエース、平嶋桂知投手は、立ち上がり制球に苦しみます。「自信をもって投げ込んだボールが、わずかに外れて、冷静さを失ってしまった」と振り返ったように、先頭打者に四球を許すと、バントの構えから揺さぶりをかけてくる報徳学園にコントロールが乱れて連続四球。
守備の乱れもあって、無死満塁のピンチ。ここで報徳学園は、4番の斎藤佑征選手が追い込まれながらレフト前へタイムリーヒット、5番の安井康起選手の内野ゴロ間に1点を加えて、2点のリードを奪います。