今朝丸投手が躍動 113球完投

逆に報徳学園はその裏、またしても、大阪桐蔭の守備の乱れを得点に結びつけます。大阪桐蔭の4人目、中野大虎投手から、1番の橋本友樹選手がヒットで出塁すると、2番福留希空選手の送りバントを処理した中野投手が1塁へ悪送球、ピンチを拡げてしまいます。
その後2アウト満塁から、5番安井選手が、初球を積極的に狙ってタイムリーヒット。さらに1点を加えて4対1とし、勝負の流れを決定づけました。
9回、徳丸選手から始まる大阪桐蔭の中軸を3者凡退に仕留めた今朝丸裕喜投手は113球の完投。強力打線を5安打に抑える力投で、チームを勝利に導きました。「近畿大会のリベンジを果たせてよかった。バックが攻守で盛り上げてくれた」と振り返った、今朝丸裕喜投手。