県は、男性の育休取得に関する初めてのアンケート調査の結果を公表しました。好意的な意見が多かった一方、理想と現実とのギャップが浮き彫りになりました。

県は先月、男性の家事・育児への参加や育児休業・休暇の取得に関するアンケート調査を実施し、650人から回答を得ました。

このうち、主に担当する家事や育児について「ごみ捨て」と「子どもを風呂に入れる」割合は、男性が女性を上回ったことが分かりました。

一方、「子どもが急病になったときの対応」「寝かしつけ、夜泣きの対応」など、肉体的・精神的な負担が大きいものは、女性が担っている割合が多いことが分かりました。


男性の育休取得については「賛成」「やや賛成」と回答した男性の割合は97%で、取得期間は「1年以上」が妥当と回答した割合が最も多く26.7%となりました。

しかし、実際に育休を取得した期間は「1か月から3か月未満」と回答した男性の割合が最も多く31.4%で、理想と現実のギャップが浮き彫りになりました。