能登町の避難所で炊き出しを

震災などに備えて防災を伝える活動してきた三井さん。元日に起きた能登半島地震で、すぐに行動を起こします。宮城から石川県に向かい、4日から能登町の避難所で炊き出しを始めました。

キボッチャ代表 三井紀代子さん:
「すごく喜ばれました。まずは食で少しでも気持ちが落ちてるところをお助けできればなって風にまず思いました」

困っている被災者のためSNSを通して支援を募り、毛布や簡易用トイレなどを手配して避難所に届けました。

キボッチャ代表 三井紀代子さん:
「簡易トイレを3機と、あとは使い捨ての簡易トイレを800枚分をお預かりしてすぐにお届けできた。近隣の方々がとにかく暖をとるためにってたくさん暖かくなる衣服とかそういったものをキボッチャに一斉にお預けに来られてました」

炊き出しは、2か月以上経った今も場所を変え続いています。地元の野菜を調理しやすいようカットして石川県に送り、まだ給食が出せない輪島市と能登町の小中学校で汁ものなどを提供しています。