キボッチャ代表 三井紀代子さん:
「この地域で起こった3.11からの教訓っていうのは全国の皆さんに知っていただきたいですし、やっぱり経験したこの町だからこそ発信できるものがあるなという風に、今回もすごく感じたことがありましたね」

三井さんは、これからも東日本大震災で得た教訓を生かし、防災と命の大切さを未来に担う子どもたちに伝え続けます。

三井さんは、東日本大震災のすぐ後、震災ボランティアで石巻に行った時、元気のない子どもたちを目の当たりにして、子どもたちのために何かしないといけないと思い復興支援の活動始めることになったということです。

今回、能登町での炊き出しでは、被災した人たちから「食べ物はおにぎりや缶詰などしかないので、炊き出しで温かいものが食べられてうれしい」など多くの感謝の声をもらったそうで、それも、東日本大震災での経験から何が必要なものかを知っていたからできたことだと話しています。