2通りあるえのきたけ 選ぶポイントは「丸か、丸くないか」

そもそも、えのきたけを買うとき、どこを見れば良いのだろうか。

古屋さん
「鮮度が良く、美味しいえのきたけは、袋の中でバラバラになっていない、丸くひと株になっている状態のものです」

古屋さんによると、流通しているえのきたけには「丸い」えのきたけと「丸くない」えのきたけの2種類があるという。

「えのきたけは、一般的に食べきれるサイズとして約200グラムで販売されています。ですが、多くの栽培ボトルは、ひと株あたり約330グラムに成長するので、出荷の際、200グラムにするために、丸い株を割ったり、足したりすることがあります。そうなるとどうしても鮮度が落ちてしまいます」

約200グラムになるよう、小さなサイズのボトルで栽培されたものは、そのまま包装して出荷することができる。収穫して袋詰めするまでに、ほぼ1回しか触ることがないのでより新鮮な状態なのだという。

次にえのきたけを買うときは、その「丸さ」に注目だ。