石川県七尾市の商業施設では、能登半島地震で被災した飲食店の経営者らが集まるイベントが、およそ1ヶ月ぶりに再開しました。

JR七尾駅前にある商業施設「パトリア」では、今回の地震で店舗が被災し販路を失った飲食店などおよそ10店舗が軒を連ね、おとといから週末限定の「屋台村」として営業を始めました。

訪れた人
「おいしい。能登の応援に来た。これを楽しみに来た」
「(イベントを)ニュースで見て来た。自分たちにできるのは、それぐらいしかない。内灘町でもそういう(被害を受けている)店があるので、いろいろな所を行き来できたら」

また会場ではひな祭りにあわせて、和倉温泉の協力を得て集まった100体のひな人形が並べられ、訪れた人たちを和ませています。

イベントの担当者によりますと、先月、屋台村を初めて開催した際には3日間で約4千人が訪れるなど好評だったことから、今後、毎週末、午前11時から午後10時まで営業するということです。