武田一顕氏「中国人はお金が大好き。復興事業に参加したい思惑も」

―――その中国ですが、習近平氏は「今はどっちつかずにしておこう」と考えているのではないかと?

(武田一顕氏)「習近平さんはとにかくどっちつかず。プーチンさん大好きですから、習近平さんは。プーチンさんのことがまず好きで、機嫌を損ねたくないっていうのがある。電話会談もしましたよね。ただ、ウクライナにもいい顔をしたい。この間、中国の王毅外相はドイツでウクライナの外相と会いました。上手くやって、早く戦争が終わって、復興にいっちょかみしたいわけですよ。復興事業に参加したいと。中国人はお金が大好きですから、それもやりたいから別にそんなに戦争が長引いてほしいとは思ってない」

(中村逸郎氏)「実はヨーロッパと習近平主席の間で会談があったようで、水面下で。中国はロシアからの天然ガスとか石油の輸入を大幅に止めて、そのかわりにカタールとかほかのところからもらうと。つまりヨーロッパと中国が足並みを揃えてくる。そうすると、プーチンと金正恩がだんだん国際的に孤立する状況になってきているんじゃないかと私は考えているんですね」

(李相哲氏)「だからだんだん北朝鮮とロシアは密着してくると」