熊本県立高校の前期と後期の入試を一本化する県の素案に対し、パブリックコメント(意見募集)に37件の意見が寄せられました。

現行の入試制度は学校独自の検査や調査書などをもとに選抜する前期と、学力検査を実施する後期に分かれています。

しかし、高校側や受験生の負担などが課題とされていて県は去年(2023年)12月、入試を一本化する素案を公表していました。

この素案に対するパブリックコメントには「体調不良で受験できない場合が心配なため、現行制度を継続してほしい」「受験生へのプレッシャーが高まり進路選択に影響が出る」など37件の意見が寄せられました。

熊本県は今年度中に新制度の概要を決定し、2027年3月からの導入を目指します。