動画で見ていただくと、クマがまったく人間や周囲など気にしていない様子が分かると思います。また特に鳴くでもなく、足音がするわけでもない。突然目の前にクマが現れるリスクがあることを、真剣に国や自治体は考えるべきだと感じます。
「体長は1メートル以上はあった」現場にいた人は声を震わせました。クマとの距離は10メートルほどです。
29日早朝、山形県山形市成沢の住宅地にクマが出没しました。近くには高校があります。撮影されたのは登校時間帯の午前8時ごろ。クマはゆうゆうと歩いています。
「通学する高校生が大勢いて、近くには教員が。大声で注意をうながし、生徒を誘導していました」
この動画が撮影されたのは、安全面を考えた学校側がスクールバスを出して最寄駅から生徒のピストン輸送を始めた直後。状況からして、ひとつ間違えば大きな被害も想定される出来事でした。
この近くでは28日もクマが目撃されていて、同じ個体かは分かりませんが、29日もクマが現れました。クマは国道13号側で目撃され、この動画が撮影されたあと須川の河川敷に歩いて移動、行方をくらませました。
現在、警察や市、猟友会が探していますが見つかっていません。周囲の方は警戒をお願いします。














