熊本県の川辺川に新たなダムが建設されると、村の一部が水没する五木村で新たなまちづくりに関する協議会が開かれました。

この協議会は、五木村の振興策を検討するため、去年(2024年)5月に国と県、村の間で合意した新たな振興計画に基づき設置されたものです。

宮園地区周辺の住民や関係者たち約30人が出席した昨夜(2月22日)の協議会では、中間報告の素案が示され、川辺川を生かした環境づくりや賑わいづくりについて協議しました。

この中で出席者からは、「通行止めとなっている吊り橋を活用」する案や、「遊歩道を整備してほしい」などの意見が出されました。

協議会は、住民向けの中間報告会を3月中旬に開催し、来年度中には振興策を取りまとめ、村に提案することにしています。