2月18日、高校ラグビー近畿大会は2日目。花園ラグビー場で、準々決勝4試合が行われました。第3試合は、新チームになって公式戦負けなしの安定した戦いぶりを見せている御所実(奈良)と、1回戦で関大北陽(大阪)を破って、勢いに乗る関西学院(兵庫)の対戦です。
前半、御所実が素早い出足でボールを確保して優位に試合を進めます。8分、ゴール前のスクラムを押し込むとNO8本多守人選手が力強い突破をみせて、先制のトライ。12分にもスクラムを押し込んだ後、素早く展開してCTB若山遥斗選手がトライ。大久保幸汰選手が、確実にゴールを決めて14対0とリードを奪います。
一方の関学、SO木山仁平選手を中心に反撃を試みますが、御所実の低く、しっかり前に出るディフェンスの前に、なかなか攻撃の糸口を見つけることができません。逆に、御所実は24分、BK陣の展開から3本目のトライを奪うと、前半終了間際には、22mライン付近からのモールをそのまま押し込んで、最後はLO服部凰真選手がトライ、前半で28対0と大きくリードを奪います。