盛山文科大臣が旧統一教会側から選挙支援を受けたとされる問題。関連団体の幹部が私たちの取材に応じ、選挙協力の実態を明かしました。一方、盛山大臣は「揺さぶりをかけてきている」と反論しました。
関連団体の幹部「応援してきたのに、どういうことなんだ」
男性は、旧統一教会の関連団体「世界平和連合」の現役幹部(60代)だ。

盛山文部科学大臣の地元、神戸市の摂津本山駅。
ここで、衆議院選挙が行われた3年前、岸田総理が、盛山大臣の応援演説に駆けつけた。

男性も、教団関係者ら約60人を動員したという。
旧統一教会関連団体の現役幹部
「私はここにいたんですよ。盛山さんがそこ(反対側)にいて、私だということを認識なさったので。それで手を振って。いつもお世話になっています、選挙頑張ってください、という話をしたら、(盛山大臣は)『いつもありがとう』みたいな感じで、ポンポンと(ハグ)されたわけです」

男性は、盛山大臣の方からハグしてきたのだと話す。だが、盛山大臣は、国会で追及されると…
盛山大臣(2024年2月13日)
「私は、昭和20年代の最後の方の生まれでもございますので、私どもの年代で、ハグをするというのは、まず普通はありえない。そしてまた、その方とハグをした、そういうこともまったく記憶にありません」

旧統一教会関連団体の現役幹部
「私も似たようなものですから、昭和20年だから。そんな慣習はないし、自分もしたことはない。女性からも男性からもしないから、記憶に残っているわけですよ」

──(盛山大臣が)記憶がないというのは?
旧統一教会関連団体の現役幹部
「知らぬ存ぜぬと言われるのは、悲しいとも思うし、これだけ応援してきたのに、どういうことなんだと」














