途中でトラブルも無事に帰還「普段どおりなんとかいけた」

 京都市役所前を再び辻回しで抜けると、最大の難所・新町通が待っています。

 やはり、ここでトラブルが。突然、鉾がストップしました。鉾が家にぶつかりそうになり進めなくなったのです。一旦下がって、再び挑戦します。

 新町通もなんとか通過。

 そして、約5時間にわたる山鉾巡行、無事に鉾は帰ってきました。

 (函谷鉾・車方 長谷川恒雄棟梁)
 「普段どお“り”なんとかいけました。鉾も傷つけずに無事に持って帰れたので喜びを感じています」

 3年ぶりという異例の山鉾巡行。伝統を守るという強い思いが、これからの祇園祭を作っていきます。