JR東日本・西日本の“おトクきっぷ”で北陸を応援!

加藤キャスター:
そういったなかで復興の足がかりともなる観光について、政府は「北陸応援割」というものの実施を決めています。

3月から4月にかけて、最大1泊2万円を上限に補助するというものの実施を決めているわけなんですけれども、これに加え、観光という点では、北陸新幹線が3月16日に延伸されます。

今は東京から金沢まで通っている北陸新幹線ですけれども、それが3月16日には敦賀まで延びて、直通で行くことができるようになるということです。

さらに、新幹線の延伸前でも、JRの西日本・東日本それぞれにおトクなきっぷがあるということで、2月16日から利用可能です。詳しくみていきます。

まずはJR東日本の「北陸応援フリーきっぷ」といわれるもので、利用期間は2月16日から3月15日まで、料金は2万円です。北陸の決められたエリアに関して、連続4日間乗り放題。さらに、都内から北陸新幹線を使った往復1回の料金も含まれてこのお値段だということです。

そして、JR西日本に関しては「北陸おでかけtabiwaパス」というもの。こちらも利用期間は2月16日から3月15日まで、料金は980円です。北陸エリアの新幹線は除いたJR線に加え、運転が再開された「のと鉄道」を含む4つの鉄道会社などが1日乗り放題となる切符がありますので、使ってみてはいかがでしょうか。

ホランキャスター:
こういったものを上手く活用して、観光などで支援できる部分に関しては私たちもできることとして、皆さん積極的に使っていただきたいですね。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
鉄道会社が自発的にやるというのはいいことだと思いますね。

井上キャスター:
北陸新幹線が福井まで延びると、本当に北陸全体が活気づくというところがありますけど、一方で関西からのアクセスが全然よくならないから、関西の人は結構冷めた見方をしている。

そこを何とか、もちろん初期投資は必要になりますけど、関西とつないであげることで、より活発に、そこは一歩踏み出せないものなんですか。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
私は数か月前に福井のほうに行ったことがありますけど、やっぱりみんな楽しみにはしているんですけど、どんどんまた金沢のほうに集まっちゃうんじゃないか、自分のところは通過点になっちゃうんじゃないかという心配をしている人も多いですね。

井上キャスター:
小松も福井も、結局止まってくれないじゃないかっていう。そうすると関西、京都などもあまり前向きじゃないというのは、そのあたりはどういうことがあるんですか。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
全部一気通貫でつながっちゃうと、それこそ途中で止まるよりも、この人たちみんな京都に行っちゃうという心配はあるんですよね。今は金沢とか富山に来て降りてますけど。