中央省庁などで課長や室長などのポストを担う女性の割合が、過去最高となりました。

内閣官房によりますと、去年7月の時点で中央省庁や国の地方機関で課長や室長などを務める女性は1065人で、おととしから6%増えて全体の7.5%を占め、過去最高の割合となりました。

地方機関の課長や本省の課長補佐相当では15.0%、本省の係長相当職は29.2%となっており、こちらも過去最高でした。

中央省庁では、人事院・文部科学省・消費者庁で10%を超えていて、政府が定める2025年までの目標を上回りましたが、一方で内閣法制局や個人情報保護委員会には、女性の課長や室長が一人もいない状況となっています。