日産自動車は、イギリスでEV=電気自動車の生産を強化するために、新たにおよそ3700億円を投資すると発表しました。

日産自動車によりますと、イギリスのサンダーランド工場でEV=電気自動車の生産を拡充するために、新たに最大20億ポンド=日本円でおよそ3700億円の投資を行うということです。

この工場では、主力のEV「リーフ」が生産されていますが、新たにSUV=多目的スポーツ車の「キャシュカイ」と「ジューク」のEVモデルも生産するということです。

世界的な脱炭素化に向けた動きが広がる中で、日産は2030年までにヨーロッパで販売する新型車をすべてEVにする目標を掲げていて、競争力の強化を急いでいます。

日産 内田 誠 社長兼CEO
「2030年までにヨーロッパで販売する車をすべてEVにする目標があります。きょうの発表でそれが現実のものとなります」

また、イギリスのスナク首相は今回の日産の投資について「サンダーランド工場はEV製造においてイギリスのシリコンバレーとなるだろう」と歓迎したうえで、「日産のような企業がイギリスで事業を拡大し成功できるよう、あらゆる面で支援していく」と述べました。

イギリス政府は2025年から30年までの間、自動車産業の脱炭素化に向けて追加で20億ポンド=日本円でおよそ3700億円の支援をすることを発表しています。