レギュラーガソリンの全国平均価格がおよそ1年ぶりに172円台となりました。政府の補助金が段階的に減っていて、7週連続で値上がりしています。
資源エネルギー庁によりますと、今月3日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は、前の週と比べて1円50銭高い、1リットルあたり172円50銭でした。
7週連続の値上がりで、172円台を記録したのはおよそ1年ぶりです。
円安などに加えて、政府が石油の元売り会社に支給している補助金を段階的に縮小していることが主な要因で、来週もガソリン価格は値上がりする見通しです。
補助率は先月29日以降、70%に引き下げられていて、6日からの補助金額は、1リットルあたり10円10銭になるということです。

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