「空き家」の実態
総務省「令和5年(2023年)住宅・土地統計調査」によると、2023年の空き家数は900万戸であり、前回調査の5年前と比べ51万戸の増加で過去最多、30年間でみると空き家数は約2倍に増加し、空き家率も13.8%と過去最高となりました。
また空き家数のうち、「使用目的のない空き家」は385万戸となっており、前回調査の5年前と比べ37万戸の増加結果となりました。
このように我が国において、空き家は身近な問題として、「実家を相続した」「一人暮らしの親が施設に入居した 」などの理由をきっかけに発生しています。
そして一度空き家になると、「解体費用をかけたくない」「家財・荷物を片付けられない」「将来自分や親族が使うかもしれない」といった理由でそのまま放置されてしまうケースが多いようです。
「空き家」を放置するリスク
空き家を放置してしまうと、様々なリスクがあり、地域や近隣の方々に悪影響を及ぼす可能性も考慮に入れる必要があります。どのような事情であれ、所有者はきちんと管理をする責任があります。