海外との貿易や投資で日本がどれだけ稼いだかを示す今年4月の経常収支は、1兆8951億円の黒字でした。原油などエネルギー価格が下落し、輸入額は27か月ぶりに減少しました。

財務省が、さきほど発表した今年4月の国際収支によりますと、海外との貿易や投資で日本がどれだけ稼いだかを示す経常収支は、1兆8951億円の黒字となりました。3か月連続の経常黒字です。

輸出額は、8兆2234億円で26か月連続の増加となる一方、原油や液化天然ガスなどのエネルギー価格が下落し、輸入額が8兆3366億円で27か月ぶりに減少したため貿易収支の赤字幅が縮小しました。

新型コロナの感染が収束し、日本を訪れる外国人観光客の数が伸びていて、旅行収支は黒字幅を拡大しています。