日経平均株価は一時500円以上値下がりしました。このところバブル後の最高値が続いていることを受け、利益確定の売りが広がったことや円相場がやや円高にふれていることが要因です。
きょうの東京株式市場では朝方から売り注文が優勢となり、一時300円を超える値下がりとなりました。
午後の取引が始まってからは一段と値を下げて、午後1時20分すぎには一時500円を下げる場面がありました。
日経平均株価はきのうもバブル後の最高値を更新するなど、連日急ピッチで上昇が続いていて、きょうは当面の利益を確定させる売り注文が優勢となったほか、円相場が1ドル139円台をつけるなど円安が一服していることも相場の重しとなりました。
また、けさ北朝鮮がミサイルを発射したもようだという政府のJアラート発令で地政学リスクが高まったことも投資家心理の悪化につながったとみられます。

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