東京株式市場で日経平均株価はきょうも値上がりし、バブル崩壊以降33年ぶりの高値をつけました。
バブル期以来の最高値で沸き立っているかと思いきや、市場の一部からは「消去法」という声も聞こえてきます。
午前9時から始まった東京市場で日経平均株価は一時3万900円台を突破し、1990年以来、バブル崩壊以降の最高値を33年ぶりに更新しました。
▼アメリカ株は債務上限問題で市場心理が悪化。▼中国株などに比べると日本株の方が「比較的安全」との認識で、海外投資家からの「日本株の消去法買い」が増えているとの見方もあります。
▼日銀の植田新体制が金融緩和を続ける方針を示していることや、▼コロナが落ち着き、インバウンドが急回復していること、▼日本企業の好調な決算なども追い風となっています。
バブル期以降の最高値を更新した日本株。どこまで値上がりが続くか、市場が注目しています。

中国、米国の一部アナログ半導体に対し反ダンピング調査