(ブルームバーグ):先進運転支援・自動運転システムの開発を手掛けるイスラエルのモービルアイ・グローバルは、ロボット技術の拡充に向け、同国のスタートアップ企業メンティ・ロボティクスを買収する。現金と株式を組み合わせ、買収額は9億ドル(約1412億円)に上る。
7日の発表によれば、モービルアイは、ヒューマノイドロボット(人型ロボット)メーカーの買収代金として、現金6億1200万ドルを支払い、クラスA株式最大2622万9714株を引き渡すことで合意した。2026年1-3月(第1四半期)の買収完了を見込む。
モービルアイの株価は7日の取引で一時18%急上昇した後、上げ幅を縮小した。
今回の買収により、モービルアイは米中や韓国の主要自動車メーカーに続き、自動車組み立て作業などを将来的に担うと期待される人型ロボットへの投資に加わる。
米電気自動車(EV)メーカー、テスラは人型ロボット「オプティマス」の量産を目指し、現代自動車傘下の米ボストン・ダイナミクスも先端技術見本市「CES」の開催に合わせ、人型ロボット「アトラス(Atlas)」の最新モデルを公開した。
人型ロボットは誤作動しやすく、製造コストが高いだけでなく、電池容量や重量面の制限もある。

モービルアイのアムノン・シャシュア最高経営責任者(CEO)はブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、ロボットは同社の成長分野だと指摘し、「多くの相乗効果があり、同じ傘下に置くことは理にかなっている」と説明した。
原題:Mobileye to Buy Humanoid Robot Maker Mentee for $900 Million (2)(抜粋)
--取材協力:Caroline Hyde、Edward Ludlow.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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