NTTはグループ内で通信障害が相次いでいることをうけて、2025年度までに1600億円規模の投資を行い、ネットワーク設備の強化などを進めると発表しました。

NTT 池田敬 執行役員
「昨今の通信故障で多くの皆様にご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、この場を借りまして改めてお詫び申し上げます」

NTTでは、今月3日に通信障害が発生し、インターネット接続サービス「フレッツ光」や「ひかり電話」で最大44万6000回線に影響が出ました。

また、NTTドコモでも去年12月に2度にわたって大規模な通信障害が発生し、延べ311万人に影響が及ぶなど障害が相次いでいます。

こうしたことをうけてNTTは2025年度までに1600億円規模の投資を行い、ネットワーク設備の強化を行うと明らかにしました。

装置メーカーと連携して機器の不具合の可能性を事前に把握しやすくするほか、AIで故障した場所を特定できるようにします。

また、復旧作業を自動化できるシステムの導入を目指します。