三菱電機は一連の検査不正問題をめぐって、新たに子会社5社で12件の不正が判明したと発表しました。三菱電機本体も含めて不正は200件を超えています。三菱電機は一連の検査不正問題で197件の不正が見つかっていて、子会社についても調査を進めています。
三菱電機によりますと、子会社41社を調査した結果、5社であわせて12件の不正が判明したということです。
新たに不正が判明したのは、兵庫県にある▼三菱電機社会インフラ機器、▼デービー精工、▼姫菱テクニカ、▼多田電機と、岡山県にある▼甲神電機の5社です。12件の不正のうち7件が自動車部品を手掛けるデービー精工で、▼検査で事実と異なる値を記録したり、▼契約と異なる材料で生産していたということです。
三菱電機は、新たに見つかった不正はいずれも製品に関する法令違反や規格違反はなく、「安全性への影響はない」としています。

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