(ブルームバーグ):人工知能(AI)向け半導体開発を手掛ける中国の上海壁仞科技(ビレン・テクノロジー)が2日、香港市場に新規上場し、初値は35.70香港ドルと、公開価格(19.60香港ドル)を82%上回った。新規株式公開(IPO)に伴う調達額は7億1700万ドル(約1100億円)だった。
公開価格は仮条件レンジの上限で決定された。投資家からの需要は強く、個人投資家向けでは2300倍超の申し込みを集めた。香港のグレーマーケットでは12月31日にすでに急伸しており、好調な滑り出しを予見させていた。
世界的なAIブームを背景に関連企業の大型上場が相次いでいる。中国政府が国内技術を支援する動きもセンチメントを押し上げている。
中国光大証券国際のストラテジスト、ケニー・ン氏は、画像処理半導体(GPU)専業として香港市場に初めて上場するビレン・テクノロジーは「希少価値があり、市場の注目度は高い」と指摘。「業界は活況を呈しており、多くの企業が技術突破と成長の可能性を追求している」と述べた。
原題:AI Chip Designer Biren Surges 82% in Debut After Hong Kong IPO(抜粋)
--取材協力:Dave Sebastian.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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