記者
「くら寿司が今週から地域限定で販売する地魚、中には見慣れない魚もあります」

「くら寿司」は、地元でとれた魚を近くの店舗限定で販売する「地産地消」の取り組みを始めます。全国およそ530店舗を22のエリアに分けて、季節ごとに旬の地魚を提供します。

これまでは水揚げした後、大阪にある自社工場に集めて加工していましたが、地元業者と提携することで物流コストを削減します。

くら寿司 田中信 副社長
「いかに足を運んでもらう努力を我々ができるか。差別化というのはやっていきたい」 

民間の調査では、物価高を理由に「外食費用の節約を意識している」と答えた人は4割を超えています。

くら寿司は、大手回転ずしが手を出しづらかった国産の天然魚を提供することで、客を呼び込む狙いです。