(ブルームバーグ):米アンソロピックは、幅広い業務をより低コストでこなす新たなAIモデルを投入する。注目される米株式市場への上場を控え、競合他社に先んじる狙いがある。
同社は22日、「Claude Opus 5.5」を発表した。より性能の高い「Fable 5.1」と比べて、大半の業務で同程度の能力を発揮する一方、従来のOpus 5より利用コストを大幅に抑えられるとしている。回答の生成速度もOpus 5を上回り、文章もより明瞭になったという。
Opus 5.5は、ダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)がAI開発のペースを落とすよう業界に呼びかけて以降、同社が投入する初の新型モデルとなる。同氏は、第三者機関による検証など、安全対策を強化する方針を示していた。背景には、AIが甚大な被害をもたらしかねないとの懸念が、シリコンバレーの内外で強まっていることがある。
アンソロピックによると、Opus 5.5は公開前にMETRやフロンティア・デザインなどの外部の評価機関による検証を受けた。サイバーセキュリティーや生物学の分野で危険性の高い使い方を制限するため、Fableで採用しているものと同様の安全対策を、Opus 5.5にも導入している。
原題:Anthropic Unveils More Cost-Efficient Opus 5.5 Model Before IPO(抜粋)
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