『FUTURE CARD』ー1枚のカードが、日本を変える。ー
今回は、直木賞作家・千早茜氏をゲストに迎え、小説『男ともだち』を起点に、「自分と違う倫理観をいかに許容できるのか」を考えます。
「私だけが友達だと思ってる?」という大人の不安や、親しさゆえの「幸せの押し付け」への疲労感。千早氏は、人間関係を長く続ける鍵は、価値観の共感よりも「こういう行動をする自分が嫌だ」という「恥ポイント」のすり合わせにあると語ります。
合わない相手との仕事術や、共感を求める空気への違和感、そしてあえて「共感できない主人公」を描く理由まで。他人の倫理観を許容し、心地よい距離感を築くためのヒントをお届けします。

<出演者>
▼千早茜(小説家)
1979年、北海道生まれ。立命館大学文学部卒業。2008年、第21回小説すばる新人賞を受賞した『魚神』(「魚」から改題)でデビュー。09年、同作にて第37回泉鏡花文学賞、13年『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞、21年『透明な夜の香り』で第6回渡辺淳一文学賞、23年『しろがねの葉』で第168回直木賞を受賞。他の小説に『男ともだち』『神様の暇つぶし』『マリエ』『雷と走る』『燻る骨の香り』など、エッセイに『わるい食べもの』シリーズ、共著に『胃が合うふたり』(共著者・新井見枝香)などがある。

▼篠原梨菜(TBSアナウンサー)
東京大学法学部。朝の情報番組THE TIME, 早朝グルメ生中継、ニュースや選挙特番配信、駅伝/競馬実況などを担当。TBS CROSS DIG with Bloomberg MC。