米ゴールドマン・サックス・グループは、メタ・プラットフォームズが関係するデータセンターのプロジェクト資金を賄う約35億ドル(約5400億円)相当のジャンク(投機的格付け)債発行に向け、投資家の需要を探っている。実現すればAIインフラ整備のための高リスクの借り入れがさらに勢いを増す。

事情に詳しい関係者によると、データセンター開発業者の米アプライド・デジタルは、ジャンク債を今月にも起債する可能性がある。詳細はなお調整中であり、発行額や時期について最終決定は行われていない。

巨大データセンターで高度な計算能力を構築し、クラウドサービスやAIインフラを提供するハイパースケーラー、アルファベットやアマゾン・ドット・コムは、開発業者と長期リース契約を締結することで、インフラの整備費用を調達するジャンク債の大型発行を側面支援してきた。

アプライド・デジタルなどの開発業者にとって、リース料という予測可能な収入源の確保は、データセンターのプロジェクト資金の巨額借り入れで信用力の補完につながる。

ゴールドマンとアプライド・デジタルはコメントを控えた。メタにもコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

AI関連の米ジャンク債市場で、アプライド・デジタルは主要な借り手として存在感を増しつつある。 米IT大手オラクルやネオクラウド事業者コアウィーブがリース先となるデータセンター整備資金を賄うジャンク債発行額は、昨年11月以降で約60億ドルに達した。

ネオクラウド事業者は、AI開発と運用を支える高性能GPU(画像処理半導体)リソースへのアクセスをクラウド経由で必要に応じて貸し出すサービスを行う。

ブルームバーグの集計データによれば、データセンター開発業者の年初来のハイイールド債を発行額は約390億ドルに上る。

原題:Goldman Sachs Tests Demand for Data Center Bond Tied to Meta(抜粋)

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