(ブルームバーグ):JPモルガン・アセット・マネジメントのグローバル市場ストラテジスト、ステファニー・アリアガ氏は、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策当局者は、インフレ抑制に取り組む金融当局としての信頼を回復するため、次回会合で利上げする必要があるとの見方を示した。
アリアガ氏は10日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「来週利上げすればインフレ上昇に対応する用意があるという、FRBへの信頼回復につながる可能性がある」と指摘。米連邦公開市場委員会(FOMC)は「インフレ期待が2%にとどまることを当然視することはできない」とも語った。
11日には米消費者物価指数(CPI)が発表される。CPIは、9月15、16両日のFOMC会合の結果を占ううえで、ウォール街にとって極めて重要なデータとなる。10日に発表された8月の米生産者物価指数(PPI)は、食品とエネルギーを除くベースで前年同月比4.6%上昇した。トレーダーが織り込む来週の米利上げ確率は70%に上昇し、10月までの利上げは完全に織り込まれた。
アリアガ氏は、現在のインフレ環境は新型コロナウイルス禍のころとは根本的に異なると指摘。現在の物価上昇圧力は需要ではなく供給に起因しており、この違いによってインフレが制御不能に陥るリスクは抑えられているとの見方を示した。
同氏は「現在われわれが置かれている状況は、以前とは大きく異なる」と述べ、「インフレが制御不能に陥る問題に直面しているとは考えていない」と語った。
原題:JPMorgan’s Aliaga Says Fed Needs to Hike to Restore Credibility
(抜粋)
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