(ブルームバーグ):3日の東京株式市場で三菱商事株が一時5.4%高となるなど、5大商社株が軒並み高い。各社に10%超出資する米保険・投資会社バークシャー・ハサウェイのグレッグ・アベル最高経営責任者(CEO)が、投資を長く続ける方針を明らかにしたことが好感されている。
米CNBCのインタビューに日本から応じたアベル氏は、5社の基礎的な利益が今後も伸び続け、増配や自社株買いの拡大も期待できるとの見方を示した。「これはまさに長期投資であり、今後何十年にもわたって保有するつもりだ」と述べた。
また、日本経済新聞は3日、アベル氏が商社株の保有比率を引き続き高めていくことが目標だとインタビューで語ったと報じた。
住友商事は一時4.6%高、三井物産は同4.2%高、丸紅は同3.4%、伊藤忠商事は同3.3%高。卸売業指数は同3.4%高で5月19日以来の日中高値を付け、東証株価指数(TOPIX)の上昇寄与度で上位となっている。
東海東京インテリジェンス・ラボの池本卓麻マーケットアナリストは、商社株はバリュー(割安)株の中で若干出遅れていたこともあり、バークシャーの報道を受けて買いが集まっていると指摘した。
バークシャーが投資する東京海上ホールディングス株も一時3.2%上昇した。
(アベル氏の日経新聞とのインタビューでの発言を追記し、株価を更新しました)
--取材協力:我妻綾.
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