2日の債券市場では、英国と欧州の国債が下げを拡大。エネルギー価格の上昇を背景に、米国債に比べて概ね低調な動きとなっている。

英国の指標10年債利回りは7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して5.29%と、2007年8月以来の高水準に達した。ドイツ10年債利回りは最大で5bp上昇して3.39%。一方、米国債はほぼ前日終値付近で推移している。

欧州の国債は天然ガス価格の変動による影響を受けやすい。同価格は2日も上伸し、1メガワット時当たり74ユーロ超と、年初来高値を付けた。米国とイランの戦闘再開がこの上昇を後押ししている。

根強いインフレ懸念から、欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中央銀行)がいずれも2027年半ばまでに少なくともあと3回の0.25ポイント利上げを行うだろうと、短期金融市場では見込まれている。今年については、ECBが約50bp、英中銀が23bpの利上げを市場は織り込む。

アバディーン・インベストメンツの投資ディレクター、マシュー・エーミス氏は、「英国国債の利回りは高いように見えるが、ホルムズ海峡で石油やガスの自由な輸送が再開されるまで、英国債は厳しい動きとなるだろう」と述べた。

フランスとイタリアの国債はドイツ債よりもきつい売りを浴び、仏10年債利回りは7bp上昇して4.27%、伊10年債利回りは6bp上昇して4.24%となった。

原題:European and UK Bonds Extend Losses as Gas Prices Edge Higher(抜粋)

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