1日の米金融市場では、米国の超長期国債利回りが引き続き上昇し、ベッセント財務長官が利回り上昇を食い止めるため、長期国債の買い戻し上限を2倍以上に増額すると先月発表する直前の水準に戻った。

長期の借り入れコスト抑制を目指すベッセント財務長官の一手は一時的に効果を発揮したが、グローバル市場を揺さぶる売り圧力が再燃した。米30年国債利回りは1日までに5.28%を上回り、財務長官が8月19日に買い戻し上限の増額を公表する前の水準に押し戻された。

米超長期国債利回りが財務省の介入前の水準に再び上昇したことは、世界で最も影響力のある債券市場が発した明確なメッセージと言える。急増する国家債務とインフレ高止まりを懸念する投資家を安心させるには、臨時の買い戻し調整以上の措置が必要であることをそれは意味している。

30年国債利回りは、財務省の介入前に記録した19年ぶりの高金利圏にある。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)の米金利戦略責任者マーク・カバナ氏は「金利市場はいかなる大幅な金利低下も維持できなかった。投資家はそれほど長期の債券に投資する見返りとして、最大限の対価を要求している」と指摘した。

原題:Bessent’s Bond Gains Wiped Out as 30-Year Yields Jump Once Again(抜粋)

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