(ブルームバーグ):米証券取引委員会(SEC)は、ヘッジファンドのシチュエーショナル・アウェアネスを巡り、ウォール街の大手銀行に召喚状を送付した。事情に詳しい関係者が明らかにした。
SECが求めている情報は同ファンドの取引活動に関するもの。非公開情報を理由に匿名を条件に関係者が語った。シチュエーショナル・アウェアネスは先月、資金繰りが逼迫(ひっぱく)し、多くのポジションの解消を余儀なくされた。SECによる召喚状については、ニューヨーク・タイムズが先に報じた。
SECの報道官はコメントを控えた。SECが情報提供を求めたとしても、企業や個人が調査対象になっているとは限らず、法執行措置に至らず調査を終了する場合もある。
同ファンドは先月のAI関連株急落で相次ぐマージンコール(追加証拠金請求)に直面し、保有株の一部を売却し始めた。ケン・グリフィン氏率いるシタデルが、同ファンドの上場株式ポートフォリオの大半を買い取った。
シチュエーショナル・アウェアネスは24日の発表資料で、「知名度が高い、大きなリターンを上げている、もしくは著しい下落(ドローダウン)に見舞われたファンドを規制当局が詳しく調べるのは当然予想される」と説明。「当社は厳格な規制下で事業を行っており、規制当局からのいかなる要請にも全面的に協力する」とした。
原題:SEC Subpoenas Wall Street Banks Over Situational Awareness(抜粋)
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