(ブルームバーグ):楽天グループの軍用ドローン導入支援の報道を巡り、カタログハウス(東京都渋谷区)は運営する「通販生活」の楽天市場への出店をとりやめると発表した。
カタログハウスが18日、ウェブサイトで発表した。通販生活の表紙では「『憲法九条』があるから『買い物ができる』」とのメッセージを掲げており、「憲法九条」に託した非戦の誓いを守っていくべきと考えていると説明している。
楽天Gの広報担当者はブルームバーグの取材に対し、特定の店舗と顧客についてはコメントを差し控えるとした。
今回の出店中止は、楽天Gの防衛分野への関与を巡り、同社のサービスを利用する企業の判断に波及した形だ。カタログハウスに続き、企業理念などを理由に楽天市場への出店や取引を見直す動きがほかにも広がるかが今後の焦点となる。
ブルームバーグや日本経済新聞は17日、楽天Gがドイツの防衛スタートアップであるヘルシングと提携し、軍用ドローンの自衛隊への導入などを後押しすると報じた。
一方、この報道を受けて、楽天Gの子会社で、建築物の外壁調査や測量を提供する楽天ドローンは、自社サイトに問い合わせ窓口を設けた。同社は、防衛分野は楽天ドローンが提供するサービスとは異なると説明。受け付けた内容については、楽天Gの担当部署に共有し、事業運営の参考にするという。
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.