アラブ首長国連邦(UAE)は、イランが自国領土に向けて弾道ミサイルを発射したと非難し、イランとのあらゆる経済関係を断絶すると表明した。地域の緊張が一段と高まっている。

従来、イランの主要な貿易相手の一つであるUAEは声明で、「地域および国際的な平和と安全を損なう事態の悪化」を踏まえ、追って通知があるまでイランとの貿易および金融取引を停止すると表明した。

ドバイでは18日夕方、ミサイル警報が鳴り、住民に避難するよう呼びかけた。国防省はその後、海上交通を標的とした2発の飛翔体が海に落下し、うち1発だけがUAE領海に到達したと発表した。イランは攻撃への関与を否定した。UAE領土への攻撃であれば、5月以来となる。

UAEとイランは、地理的に近く、歴史的にも深いつながりがあることから、長く緊密な貿易関係を築いてきた。近年、UAEはイラン最大の貿易相手となっており、イランは外国製品やハードカレンシーを確保する上でこの関係に依存してきた。

UAEが距離を置くことで、イランへの圧力はさらに強まる。米政府は、数十年にわたる制裁に耐えてきたイラン経済への締め付けを一段と強化する意向を示している。戦争によってイランの産業能力は損なわれ、原油輸出が減少し、インフレ率は急上昇した。

北海ブレント原油は19日に4日続伸し、1バレル=91ドルを上回った。ホルムズ海峡が早期に再開するとの見通しが後退する中、原油は急騰している。

原題:UAE Cuts Economic Ties With Iran After Missiles Target Territory

(抜粋)

--取材協力:Jennifer A Dlouhy、Veena Ali-Khan、Patrick Sykes、Abeer Abu Omar.

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