大卒者が溢れるインドの教育事情と過酷な就職難

インドの若者たちは世界最大の若年層人口を形成し、同国の全労働力の3分の1を占めています。政治家たちは長年、この人口ボーナスの活用方法について語ってきました。インドは世界で最も急成長している主要経済国の一つですが、若者にとって、教育はもはや安定した仕事を保証するものではありません。

1983年当時、インドの大卒の若者は約480万人でしたが、私立大学や専門学校の急増により、40年間でその数は13倍の6300万人にまで膨れ上がりました。しかし、雇用創出のペースはこれに追いついておらず、仕事のない大卒者の数は100万人未満から1100万人へと、実に16倍という猛烈なペースで増加しています。

就職フェアでは、ほんのわずかな求人に何千人もの応募者が殺到し、長蛇の列を作るのが当たり前の光景となっています。学位や卒業証書、資格を取得するために何百万ルピーもの大金を費やしても、労働市場で必要なスキルを身につけられていないという構造的な問題が存在します。インドの教育システムは圧力鍋のように過酷ですが、若者たちはAIの台頭や政府の政策のしわ寄せを直接的に受けているのです。