イエメンの親イラン武装組織フーシ派は、紅海沿岸のジザンにあるサウジアラビア国営石油会社サウジアラムコの製油所を攻撃したと発表した。同施設への攻撃は1週間足らずで2回目となる。

フーシ派が掌握するサバ通信は、匿名の軍関係者の話として、フーシ派部隊が製油所に向けてドローン(無人機)2機を発射し、命中させたと報じた。サウジ政府とアラムコは通常の業務時間外のためコメントしていない。

非公開情報を理由に匿名を条件に語った事情に詳しい関係者1人によると、今回の攻撃による製油所のタンク1基の被害は軽微だったという。

報道によると、サウジ南西部での今回の攻撃は、サウジがイエメンのサーダとハッジャで同国の領空と主権を「侵害」したことへの報復として実施された。フーシ派は、イエメンの主権に対するいかなる侵害にも対抗し続けると表明した。

フーシ派は9日にも同製油所を攻撃し、火災が発生したが、既に鎮火している。サウジのエネルギー省は当時、負傷者はいないと発表したが、攻撃の詳細は明らかにしなかった。

9日の攻撃では製油所の原油貯蔵タンク1基が被害を受けたと、事情に詳しい関係者が明らかにした。

フーシ派は7月、サウジによるイエメン領域の封鎖への対抗措置として、サウジの原油輸送ルートを封鎖すると表明した。2014年にイエメンの首都サヌアを掌握したフーシ派は、それ以降、サウジのエネルギー施設やタンカーへの攻撃を散発的に実施したとも主張している。

原題:Houthis Hit Aramco Jazan Refinery for Second Time in a Week (1)(抜粋)

--取材協力:Grant Smith.

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